【 2016年9月6日(火) 晴 】
この時期、まだ緑色のドングリが地面に落ちているのを見かけることはありませんか?

センター前のクヌギも、実・帽子とも緑色のまま落ちてきています。

よ~~~く見ると実や帽子に小-っさな「穴」があいているのに気がつきませんか?

こんな感じで、針の穴くらいの穴です。

さらに、実がついている枝も見てみると・・・ボキッと折れた感じではなく
スパッときれいに切られたようです。

じつは、穴をあけて枝を切った正体は・・・
シギゾウムシの仲間でした!

からだは1センチくらいですが、鳥のシギ(鴫)のように口だけが長いというのが由来の昆虫です。
ドングリの実に穴をあけ、その穴に卵を産みつけ、枝を噛み切って地面に落とします。
卵はドングリの中で幼虫にかえり、ドングリの中身を食べて大きくなります。
なくなると地面にもぐって、蛹となり、成虫まで成長します。
いはゆる「
どんぐり虫」ですね。
ということなので、この時期に落ちている緑色のドングリには
ほぼ100%シギゾウムシの仲間が入っています。
見つけたらできるだけ土のある所へ寄せてあげてくださいね!
sun