【 2015年4月17日(金) 晴 】
春はやっぱりお花の種類・数ともに多い時期になります。
そして、似ているけどよ~~~く見ると違う似た花も多くなります。
油山にも色々ありますが、一気に紹介するとこんがらがると思うので、ちょっとずつ紹介していきます。
今回は
キュウリグサと
ハナイバナどちらもムラサキ科の仲間で、花も小さいのでパッと見は本当によく似ています。
▼キュウリグサ(胡瓜草)

葉をもむとキュウリににおいがすることが名前の由来。
キュウリグサの特徴は、花のつき方。

この図のように、花序(花のかたまり)の先がサソリのしっぽのように曲がります。
(この花のつき方を「サソリ形花序」といいます。)
そして、花の真ん中が黄色く抜けるのも特徴です。
▼ハナイバナ(葉内花)

葉と葉の間に花をつけることが名前の由来。
ハナイバナは枝の先の葉の間に花をつけます。
サソリ形花序にはなりません。
花の中心も色は変わりません。
どちらも同じような場所に咲きます。
油山でも隣り合わせで咲いていることが多いです。
しかし、キュウリグサの方が圧倒的に分布が広くどこにでも見られる感じがします。
ぜひ探して違いを観察してみてくださいね!
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