【 2015年4月15日(水) 雨/晴 】
朝は霧雨が降っていた油山。
昼前頃には上がり、もうすっかり晴れています♪
春はサクラ、タンポポ、フデリンドウなど形・色ともに「お花」らしいお花がたくさん咲いています。
しかし!
油山にはひっそりと気づかれずに、あるいは「お花」と思われない花もたくさん咲いているのです!
ちょっとご紹介しますね。
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オオチャルメルソウ
線香花火のような花。
ひとつが1センチ以下ととっても小さく、この色なので
満開でもあまり人には気づかれません。
しかしよ~~~く見ると真ん中が顔のように見えてとってもオモチロイです♪
(私は最近「太陽の塔」に見えてきました。。。)
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ハナイカダ

名前の通り、花が葉っぱの「筏(いかだ)」に乗っています。
雌雄異株です。
1枚の葉っぱにたくさんの花がついている方が雄花(雄株)
1枚の葉っぱに1つのお花しかついていないのが雌花(雌株)
油山にはどちらの株もあります。
新緑の海の中を漂っているようですね。
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マムシグサ

新芽のいちばん外側の皮がヘビの「マムシ」に似ているからとか、
花がヘビが首をもたげた様子に見えるからというのが名前の由来です。
(どっちも当てはまりますね)
茶色っぽい色も、緑色もありますがどちらも同じマムシグサです。
おもしろいことに、栄養状態によって雄花になったり雌花になったりする性転換植物です。
そして食虫植物のように見えますが、そうではありません。
見ての通り、「つぼ」形になっている所に虫を誘い込みはしますが、
その中で虫はもがくだけもがいて、最終的には花から脱出します。
雄花の中でもがく時に体中にマムシグサの花粉をつけて出ていき、
次に雌花に入った時に受粉させるシステムです。
今日ご紹介した花たちは今が見ごろとなっています!
ぜひ見に来てあげてくださいね♪
*暖かくなってきましたが、森の中は
長そで・長ズボン・帽子をオススメします。
*sun