【 2015年3月8日(日) 晴 】
半透明のクリーム色でひっそりと咲き始めた
シキミ(樒)
昔から寺社や墓地に植えられ、神事に使われてきた植物です。
ちょっと暗めの林内に自生します。
油山にも登山道沿いを中心にぽつぽつと見ることができます。

花はこんなに儚げで美しいのですが・・・全体が
有毒!!!
中でも実は猛毒だそうです!

(「松江の花図鑑」さんより写真をお借りしました)
名前も「悪しき見(あしきみ)」がなまったものと言われています。
その実が・・・中華料理に使う「八角(はっかく)」とそっくりなので間違えやすいのですが、
八角は中国のシキミの仲間「トウシキミ」です。

(「施順泰鹵菜工房」さんより写真をお借りしました)
日本のシキミはひっそりと見るだけで楽しみましょう。
sun