【 2015年3月6日(金) 曇 】
今日は二十四節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」です。
冬ごもりしていた生きものたちが、暖かくなって地中からはい出てくる頃です。
・・・啓蟄とは信じられない肌寒さ。
さすがに虫さんはまだほとんど動いていません。
が、今日はわりと鳥さんがパタパタ動いていました。
▼ウソ(桜の蕾を食べる)

冬に油山にやってくる「ウソ」
大宰府の「木うそ」のもとになっている鳥です。
上の写真だとよく分かりませんが・・・

こんな風にほっぺからのどにかけて赤く、とってもかわいらしい姿です。
(メスは赤みがないです)
油山に来る年と来ない年があり、今年はおそらく10羽も来ていないのですが。
この時期になると大変なことに・・・桜の花の蕾をむしゃむしゃと食べてしまうのです!!!
今日も園路沿いの桜の木を順番に移動しながらついばんで食べていましたー。。。
数が少ないので、数年前ほどの被害はないと思うのですが、
やっぱりウソが来ない年よりは花のボリュームが落ちてしまいます。
姿がかわいらしいだけに、悩ましいところです。。。
▼ルリビタキ(オス)

こちらも冬にだけ油山へやって来る鳥さん。
「幸せの青い鳥」のイメージピッタリのつぶらな瞳の持ち主です。
もうそろそろ油山を出て行ってしまうのですが、
この時期はわりと園路沿いや人目に付きやすい場所へ出てきてくれるので意外に見ごろです!
それと!
待ちに待ったあの鳥さんの声がしました!
そう、
ウグイスです!
「♪ほーほーほーーーほけきょ♪」

まだ風は冷たいけど、春はもうすぐそこ!
sun