【 2013年9月7日(土) 雨 】
自然観察センターの小川です。
セミの声も遠慮がちになってきまして、いよいよ鳥のシーズンです。
夏中響いていたホトトギスのさえずりは8月後半から聞こえなくなり、
今は時々「ピピピピピピピッ」という地鳴きが聞こえます。そろそろ
油山生まれのホトトギスは南へと帰っていきますね。
そんな中、渡りの途中に立ち寄ってくれるサメビタキの仲間が目立っ
てきました。

左の写真はコサメビタキ、右はエゾビタキです。
胸の縦じまが、エゾビタキの方がくっきり見えます。
9/4の調査では、飛んでいる虫を飛びながらキャッチする様子を観察
できました。飛び立った同じ枝にまた返ってくるので観察しやすい
です。
このほか、キビタキやオオルリの若鳥もちらほら。
下の写真はオオルリ♂の若鳥。どこにいるかわかりますか?
メスといっしょに木の枝の中をちょんちょん移動していました。

来週からは
ハチクマも姿を見せ始めるかもしれませんね。
最盛期には油山でも観察会を行います!
9月22日(日)9:30~12:30タカの渡りと自然観察会申込みは往復はがきに必要事項を記入して9/12センター必着です
(行事名・住所・参加者全員の氏名・年齢・電話番号)
ぜひご参加ください!!今週の観察種
トビ・キジバト・ホトトギス・アオゲラ・コゲラ・ヒヨドリ・
コサメビタキ・エゾビタキ・オオルリ・キビタキ・シジュウカラ・
ヤマガラ・メジロ・ホオジロ・ハシボソガラス